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2021年7月11日 (日)

自動車ニュース&コラムへの最終寄稿です

これは長年私が書かせて頂いていた、自動車ニュース&コラムが最終配信を終えたので、その最終の投稿です。

 

 

「皆さんありがとうございました」

 

こんにちは。
残念ながら、自動車ニュース&コラムの配信が終わってしまいました。もと読者の一人として、長い間配信をされていた北田さんに感謝致します。
本当にお疲れ様でした。

 

実は私もそろそろ、コラム投稿をやめようかな…と思っておりました。少し前に家族に不幸があり、相続の関係で日本に帰国しております。
そのため、アメリカに住み続ける事が難しくなったこともあります。
そんな事がなければ、まだずっとアメリカで暮らしていたいのですが、この状態ではアメリカの話が書けない…と思い、私がアメリカで暮らし、アメリカのクルマで感じた事を書いてこの272号を最終稿とさせて頂くことにしました。
無理を言って配信して頂いた北田さん、ありがとうございます。

 

日本の人はアメリカのクルマを知っているようで全然知らないと思います。
それはアメ車が日本でほとんど売られてないためです。 デザインの好みもありますが、私は好きだし、もっとアメ車をよく知って欲しいと思っていました。

 

 

アメ車と聞くと、どんなクルマを連想しますか?
でっかくて、ゴツくて、ガソリンがぶ飲みで…しかもちょっとやそっとぶつけても平気で突き進むような鉄の塊のようなクルマ?
それとも、60年代のようなメッキモールとやたら長いフードにトランクのスタイルのロカビリーな映画に出てくるようなクラシカルなオープンのクーペ?

 

 

いずれも現代のアメ車にはありえないです。

 

 

例えば、私の好きなシボレーのマリブ(MALIBU)というセダンはクラウンより少し大きなサイズですが、高速道路をエアコン付けても達成可能なEPAサイクル基準での燃費はハイブリッド車ではないけどリッター15kmくらい走ります。
デザインも決してかっこ悪くはないし、同じくシボレーのブレイザー(BLAZER)なんかは日本でも売れそうなシャープなデザインのSUVだと思います。

 

 

私はクラシカルなクルマも興味はありますが、現代っ子の理系なので、最新のテクノロジーのアメ車が好きなのです。 そしてそれは未だに日本車より優れている部分も多いのです。
最近のアメ車はほとんど車内Wi-Fiを持つようにできてて、クルマ自体がネットに繋がっています。 だからiPadのWi-Fi接続も車内で利用できて子供が好きな映画を観るのにも困らないし、万が一の事故でも自動的に緊急連絡がサポートセンターに届いて場所の特定もたとえドライバーの意識が無くても可能…とかとにかく使い勝手の進歩はすごいんです。

 

 

例えば私も乗っているテスラですが、あれもアメ車ですよね。
電気自動車という以前に、クルマを再開発したという感じで、テスラを運転していると今までのクルマってなんだったんだ? と思います。
例えばスタートからして違います。 私はiPhoneをキーにしているので、iPhoneを持ってクルマに行けば勝手にドアロックは解錠されているのでそのまま座って、シフトをDに入れたらスタートできます。
スタートボタンを押すことすらしなくても良いのがとてもスマートなんですがなぜ今までそういう発想がなかったのか…? と思ったりします。

 

 

GMも、ものすごい技術力を持ったメーカーです。 ミッドシップのコルベットを出したと思ったら、オールEV の新型ハマーなんて誰が想像したでしょう。
あんなハイパワーを必要とする大型ピックアップなんてEVには向かないと思われたんですが、ハマーの名前にふさわしいEVピックアップだと思います。
トヨタや日産、ホンダでは絶対無理なクルマ作りです。

 

それからチューニング業界。
私もクルマいじりは好きなのですが、アメリカのレベルは桁違いです。
SEMAショーに数回行きましたが、日本では名だたるチューニングメーカもアメリカのチューナー達の前では霞んでしまいそうな存在感しかありませんでした。 エンジン馬力ひとつ取ってもアメリカはすごいパワーを当たり前に出しています。

 

 

こんなクルマ達を世に出せる、そういう底力がアメリカにはあると思います。

 

 

日本人の一番いけないところは、自分たちが世界で一番と勝手に盲信してしまっているところです。 そしてわけもなくアメ車を蔑んでいるところも。
確かにアメ車もあまり日本では販売されてませんが、雑誌を見ても評論家の話を聞いてても、正しくアメ車を理解し評価しているような気がしません。
欧州信仰がとても強い日本のクルマ事情ですが、何か盲信してまってないでしょうか?

 

 

もっと偏り無く世界を、アメ車を、アメリカを理解して欲しい。

 

 

自分たちより優れた考え、仕組み…そういった部分をちゃんと理解して欲しい、今の日本は完全に井の中の蛙で、世界に取り残されてしまっています。 もう過去の栄光、技術大国の面影もありません。 コストダウンばかりに気を取られ、安く作ることが競争力強化と勘違いし、ついには労働賃金すらも低く抑えてしまったために経済成長が止まってしまいました。 このまま放っておけば日本船は沈没です。
それを少しでも食い止め、一人でも多くの人が気がついて、よりよい方向にむけられるように、アメリカの話を中心にしてコラムを書いてきたつもりです。

 

 

私も日本に戻ってしまってますので、これ以上アメリカの話を書けないのですが、もしこれから海外、アメリカに行くような人は、ぜひそのクルマ文化を体感してきてください。 

 

そして、今まで私のコラムを読んで頂いた皆様、本当にどうもありがとうございました。
皆様もお元気で。

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以上です。
別にこのブログをやめてしまう訳ではないので、よろしくお願いします。

 

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コメント

Pazuさん、また他の方々、どうもコメントありがとうございました。
ちょうど私も家族の関係でアメリカに住み続ける事が困難になってしまい、どうしようかと思っていたところで、突然にメルマガ配信が終わってしまったので、北田さんに無理を言って最終稿として配信していただきました。

こんな私の、たいして役に立たないコラムにお付き合い頂きましてありがとうございました。

私も20年ほど前に初めて北米に渡ったときは、生活も大変でしたが、なぜか自分の中でアメリカを、アメリカ人を見下げていたところがあったんです。 日本のほうが優れていると…。
確かに電化製品もクルマの性能(主に耐久性と燃費)はアメリカより格段に優れていたのですが、一緒にアメリカ人と暮らしていると、そのフレンドリーな性格と、自らすべてを切り開いていく開拓精神が根底に宿っているのを実感し、自分の゛井の中の蛙゛な事を痛感したのでした。

本当に恥ずかしいと思いました。

いろんな人がこのコラムを読まれていると思いますが、少しでもアメリカを理解してもらえると嬉しいです。 みな、同じ人間なのですから。

沢山の情報提供ありがとうございました、お疲れ様でした。

おつかれさまでした。

コラムも毎回楽しみにしておりました。ありがとうございました。とくにこの最後のコラムは、アメリカとアメリカ車をよく知る理子さんならではのものでした。引き続きお元気で。

これまで長きにわたり貴重な情報をいただきました。
運送車両の運行管理に従事していた時には、それはもう、大変役立つ情報ばかりと感謝しておりました。
いざ、最終稿と聞きますと、非常にさみしく残念ではなりません。

北田さんではないですが、もっと感謝していれば、もっと多くの関心や貴重な情報源であることを広くアピールできたのではないかと後悔しております。(苦笑)

いずれにせよ、いろいろと時代が進む中ですが、この日本国民にとっては、自動車業界に受けた恩恵は大きく、その分、忘れてはならない車関係者への感謝の念でしょうかね。たくさんの情報を提供いただき、時には法改正、時には事故情報、時には有名人の車にかかるニュースとたいへん楽しませていただくとともに仕事にも活かしてこれましたこと、併せて感謝申し上げます。引き続きのご活躍をお祈りして御礼のメールとさせていただきます。
ありがとうございました!

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