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2021年5月 1日 (土)

カーボンニュートラルへの道のり

トヨタ自動車の豊田章男社長が、4月22日の定例会見で「カーボンニュートラルへの道のりはひとつではない」と、政府が30年代半ばまでに乗用車の新車販売でガソリン車をゼロにすることに対する異議を唱えましたね。

つまり、単純にEVばかりにすると今まで培ってきた日本のエンジン技術を無駄にしてしまい、さらには競争力を失う…という懸念からの異議だと思いますが、私もこれには賛成です。
欧州を始めとする性急なEV推進は、ハイブリッド技術を擁する日本の抑え込みも含まれていると考えていますが、乗用車から商用車、全部をEVにする事だけを考えての戦略は、自動車という複雑・巨大なサプライチェーンを構築している製品の生産体制を根幹から揺るがしてしまう事にも繋が
ります。

例えばわかりやすい部品ではガソリンタンクやミッションを供給しているサプライヤは行き場を失います。 エンジンのピストン、シリンダー、カムシャフト等、単純そうでとても複雑な技術の詰まった部品のサプライヤも同様。
これらはEVになったからと言って、すぐに代替製品の開発や生産ができるわけではありません。 こんなサプライヤはたくさんあります。 豊田社長は日本の技術力だけでなくそういうサプライヤの行く末も気にしているのだと感じました。 性急なEVシフトは、技術力のあるサプライヤすらもその行く末を閉ざしてしまう…そういう心配なんでしょうね。

対してホンダは2040年までにガソリン車を廃止すると宣言してきました。 政府の戦略よりは5年ほど遅れますが、これは私的にはホンダは「うちはもうガソリン車はやめるから、2040年までには部品どうするか考えるように」というサプライヤへの通告なんだと受け止めました。

まだこの先ガソリン車は続けるというトヨタと、最終宣告をしたホンダ。サプライヤに寄り添っているのはトヨタにも思えますが、皆さんの感覚はどうでしょうか?

色々な意見はあるとは思いますが、豊田社長のいうように目的地はカーボンニュートラルであり、その道筋は一つではないのです。 EV化はそれの一つであり、それだけに絞ってしまうのは可能性を狭めてしまう事にもつながるので、もっと広い視野で、欧州・米国に踊らされる事がないようにしてもらいたいと思います。

EVの開発はどんどん進めてもらいたい、それは競争力強化になります

あとガソリン車の燃費向上もお忘れなく

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コメント

ご丁寧なコメントどうもありがとうございます。
電気の再エネ料金って訳わからないところから有無を言わさず搾取されている感じがしましたが、そういう背景でしたか。 文句を言わない日本人を逆手に取っているとしか思えないですね。 電気については北米では太陽光パネルを直接120Vの屋内電源に供給するような製品が出てきていて、個人でも特別な制約なしに電気代を減らすことができます。日本でも購入できるので私は実家に付けようと画策しています。
水素社会になる頃には税金の問題がどうなるか心配ですね。 その前に電気自動車の使用する電気に対する税金もですが…。

今回の豊田章男社長の会見や発表、2050カーボンニュートラルの事は、トヨタイムズをすべて読み、やはり凄い人だなと再認識しました。
昨年末に、福島の水素の研究所と生成所に研究協力をお願いしにいったときのニュースを聞いた時から、国には期待できないから、自前でEVと水素の実証実験をなじめるのだなと思いました。。

今回の事が、何時に実現されるかはわかりませんが、水素燃料のエンジンが現行車と同等の燃費性能で走行できるようになる頃に、私が最も恐れているのが税金の問題です。

何年もかけて企業努力の末に出来た、発泡酒やf第三のビールに容赦なく税金をかけていくやり方で国民から税金を取ってそれを堂々と無駄遣いしていく政府の事ですから、もう今から水素やCO2に税金をいかにしてかけていくか検討が始まっているのではないかと懸念しています。

今まで日本を思い生産拠点を日本に置き、経産省からの人を受け入れて来たのに、それを裏切り、思い付きで浮かんだCO2削減目標世界に発信して、10年間エネルギー政策をしてこなかったことを棚上げし、東京電力株を100%取得した国は2兆円は払えたが、残る3兆円の借金を返す当てが亡くなって、保険をかけていた、電力の再エネ法を使って国民に、一律月1000円超の値上げをした。最後はやはり国民から分からないように金を集め借金に充てるという、卑劣極まりない政府のやり方、コロナで生理用品すら変えない女性がいる中で、自分たちは安定した国民の税金で、高所得で生活している。

モリゾウさんはじめ関係企業様方には、是非ともプロジェクトを成功させてもらって、達成した暁には、国をまっとうに導けるリーダーになってもらいたいです。

かなり余計なことを書きましたが、2020のクルマ社会に最も優れた影響をもたらした人に贈られる賞を、欧州で頂いているので、観てる人たちは世界にいるという事なので、ノーベル賞やそれ以上にエジソンさんぐらいの事だと思っているので、伝記になり地球を救った人になる事を夢見ながら、関係するすべての人々を応援していきたいと思っています。

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