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2021年4月20日 (火)

米で運転席無人のテスラ車衝突、2人死亡 …という事故が起きました

20210420-202328 アメリカ・テキサス州ヒューストン近郊で米電気自動車(EV)大手テスラの乗用車が4月17日の夜、木に衝突し乗っていた男性2人が死亡した…という事故が起きました。 問題は運転席にドライバーが乗っていなかった…というものです。
こんなことってありえるのでしょうか? 自動運転させていたんでしょ? と思う人は間違いです。

 


20210420-202738 事故を起こしたのは2019年型のテスラ・モデルS。 車は道路をカーブで外れ、道路脇の林の樹木に激突して炎上。 4時間近くも燃え続け、乗っていた男性2人(59歳と61歳)が亡くなったとのことです。

現地の警察官は目撃者情報などによると、運転席が無人だったことは明白だと説明したとのことですが、ドライバー席には誰も座っておらず、助手席と後部座席にそれぞれ座っていたらしいです。

20210420-202139 この事故に対してテスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、4月19日にツイッターで
「これまでに回収されたデータによると運転支援システム「オートパイロット」は作動していなかった」と投稿。
また、「この車両はFSD(完全自動運転機能)も購入していなかった」ともツイートしています。

すでにテスラ車は事故車両のデータベースからどのような車だったのかは察しが付いているようで、マスク氏の言葉を信じるなら、これはドライバーがふざけてFSDもついてない車両で助手席からハンドル操作のみで自動運転っぽく走らせていて事故に遭ったりのでは、という想像ができます。

ただし、普通ではこんな芸当はできません。 なぜなら、テスラ車はシートに座ってないと起動しないのでそもそも動かせません。また、オートパイロットもシートベルトを外しただけで解除されますし、一体全体どうやって運転席に人がいなくて動かしたのかさっぱりわからないです。 運転席にダミーのウェイトをつんでシートベルトを着けるなどの作業をしないとできないことなのです。 まだ普通のエンジン車のほうが簡単にできます。

20210421-001721 20210421-001838 左の航空写真は事故現場のものです。中央のマーキングがそれ。 ちなみにこのあたりは高級住宅街で、みんな家にプールがあったりします。 ロータリー横の家はテニスコートもあったりしますね。 良いなぁ。

また、鳥瞰図としてテスラが走行したであろうルートを赤で書いてみました。
この距離わずか150mほどです。 確かにテスラの加速性能をもってすれば、この木々に衝突するまで時速100kmを超えることは簡単でしょう。 けれど、運転席に人をのせず、そんなことをするのでしょうか?


ちなみに私のモデル3はFSDは装備されてますがまだ有効化はされていません。 なのでハンドル操作がある程度自動化できるオートステアリングのみが唯一自動運転っぽい操作になるのですが、このステアリングをテスラくんに任せているといつ事故を起こすかわからいなので、けっこうドキドキものです。 ましてや運転席を空にするなんて、どうやったらそんな芸当ができるのか知りたいくらいです。 ひょっとしたらYoutubeにでもアップしようとしていたのかも知れませんね。
これはやっぱりおふざけして何らかの手段により、テスラを暴走させてしまったか、いやもしかしたら実は運転者は乗っていて無事だったのにも関わらず逃走したとか…。
まったく状況がわからない事故です。



ところで、私がインディアナ州で仕事をしていた時、郵便配達のオバサンが車で各ご家庭のポストに郵便物を入れて配達していくのですが、なにせ田舎なので専用のデリバリーバンなどはなく、多くの配達員は自前の車で配達しています。(こういうところがアメリカらしい)
で、普通の郵便物ポストは道路の右側に設置してあるため、例えばUPSのデリバリーバンなどは、右側通行にも関わらず右ハンドル、という特別な車両で配達したりもします。 これはいちいち助手席側に回らなくてもポストに車に乗ったまま投函できるように、特別に作られた車両なのですが、田舎の郵便配達のオバサンにはそんな車なんてもらえません。 なので彼女は「助手席に座ったまま」 器用に足だけ運転席に伸ばしてブレーキとアクセルを操作し、道路際のポストに次々と郵便物を入れて回っていくのでした。
最初見たときに「あれ、この車ハンドルが右かな…?」と思ったのですが、大きな身体を利用して助手席から操作していたのをみて、これはサーカス級のワザだと感心したものです。 さすがはプロフェッショナル!


さて、話しがそれてしまいましたが、
20210420-203929 ただ気になるのは、車両が炎上してしまったことです。 ガソリン車でもたまによくある事ですが、電気自動車はエネルギーの塊なので一度ショートなどでもすれば爆発的に炎上してしまうかも知れません。 
写真を見るとわかりますが、シャシーの一部を残してドアすらも燃え落ちてしまっています。 ガソリン車ではここまで燃えてしまうことは少ないでしょう。 放水しても4時間近く燃え続け、消防士がテスラ社に火の消し方を訪ねたとも言われてます。 こういう火災は電気自動車ならではの怖さかも知れません。

この事故の起きた場所はサブデビ(Sub-division)の中でUターン場所のロータリーからわずか150mの場所で、こんなところでどうやってフル加速したのかさっぱりわからないです。
なぜ運転席にドライバーがいなかったのかは依然謎ですが、とにかく安全運転するに越したことはないですね。
私もテスラでは安全運転しています。 燃えたら怖いもん。



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