灼熱の北アメリカに洪水の日本
日本、特に西日本の方は大雨と洪水の被害がとてもひどいようで、被災されたり今も避難所で不安な日々を過ごしている方も見えると思います。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
こちら北米でもニュースで日本の洪水の様子が度々報道されていて、その惨状に言葉を失っています。 北米の知人からも心配したメールが来たり、私自身も被害を受けてる地域の知り合いの安否を気遣ってますが、無事を祈るばかりです。
また、仕事でも仕入先工場が被害を受けたり、道路が寸断されたりして操業が出来ない状況になっているところも多く、多くの自動車工場も稼働が困難な状態ではないかと思われます。 仕事も大切ですが、まずは人命を最優先に考えて判断・行動して頂ければ…と思います。
さて、所変わってこちら北米はというと…暑い、暑いです~!
独立記念日の花火やお祭りに湧く北米ですが、先週からものすごい熱波に襲われていて、私の住んでいるミシガン~オハイオのエリアも軒並み35℃以上の気温です。
北米の夏を知っている人なら、「そうはいっても湿度低いから大したことない」と思われるかも知れませんが、今年は湿度も高く60%もあります。
正直いって日本より酷暑です。 日本人の私が言っているから間違いありません。
カナダでは涼しいはずのケベック州で32℃の高温(平年は18℃位)のため、8人が熱中症などでお亡くなりになりました。 エアコンが無い家も多いので、被害が広がったようです。 カナダ全体では18人もこの暑さで亡くなったとの事です。
エアコンといえば、カナダで売られているクルマにはエアコンがついてないクルマもけっこうあるのですよ。 特に小さい廉価なカローラクラス以下で見かけます。夏が涼しい上に日差しも強くないからかも知れませんが、日本ではエアコンは必需品ですから、ちょっと信じられません。
逆に北米はもっと暑い場所もあります。 そう、アリゾナやフェニックスなどの高温地帯では、最高気温42℃、最低気温37℃! なんて日もあります。
そんな40℃超える地域でもしっかり動いてくれる、クルマのエアコンは本当に必需品というか、命すらあずかる部品でもありますね。
今回の日本の大雨・洪水の被害を見ていると、たくさんのクルマが水没しているようで、こうなってしまうと手も足も出ない…そんな気がします。
地震などで家が使えなくなった時に、クルマを仮宿泊所として利用したりも出来ますが、今回のような災害の時はあまりクルマは役に立たないようで残念です。
とにかくこれ以上の被害が増えないことを祈ります。
西日本との交通が分断されている…2号線とか高速道路とか…
本当に気をつけて下さい
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