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2017年10月14日 (土)

やっちゃった日産にごまかす神戸製鋼

こんにちは!
今週、先週は続けざまに不正に関するニュースが飛び交いました。
日産の工場完成検査が、正規の検査官が行ってなかったという事件と、神戸製鋼が製品の出荷データをごまかしていた…というものです。

日産はすぐさま新車の販売を停止し、車検前の新車にあたる約120万台のリコールを申し出ました。 なにしろ、国内の全工場でそのような不正をしていたというから驚きです。 想像ですが、それ程重大な事だとは現場が認識してなかったのかも知れません。 しかし、品質を厳しく要求している自動車メーカー自身が、逆に自分の検査をおろそかしてしまっているのは由々しき事態だと思います。

対して、神戸製鋼の場合はデータをごまかしたり、測定してないのにあたかも測定したかのようにデータを造り提出していたようです。 アルミ粗材に銅、そして焼結等に利用される鉄分。 また昨日、線材もデータをごまかしていたとの報道がでました。

これは日本よりも米国ではショッキングに報道され、「神戸製鋼スキャンダル」と題してセンセーショナルに書かれていました。

この事件のために「あんたの部品は大丈夫か?」と聞かれて大騒動になっている仕入先さんもあると思います。 自動車部品だけでなく、ロケット関係や飛行機にも使われていると言うことで問題は大きくなりそうです。
しかし、このような基本的な事が守られず、きちんと検査されない車とか、データ改ざんされた材料が出回っていたら、ユーザーは何を信じたら良いのでしょう?

こういう品質に関わる問題は、たとえそれが原因で事故に繋がったとしても、証明することは大変難しいです。 自動車は人それぞれ使い方も頻度も違いますし、その中でたまたま貧乏くじにあたってしまい、事故になったとしたら…?

安全を委ねるものだけに、本当に怖いし、困ります。
けれど、個人的に思うのは、具体的な話があまり聞こえてこない事です。
まだ調査も進んでない事もあるとは思いますが、特に神戸製鋼などは得意先からほぼ問題ないという回答をもらっているとか言ってますが、そんな軽微なことだったのか? とも勘ぐりたくなります。 このまま世間的にウヤムヤにならないと良いですが…。
それに品質のニッポン、と今まで信じてきた諸外国のショックも大きいと思います。
一度落ちた評判を回復するのはとても大変だし時間も掛かると思いますが、これらのメーカーは日本の名誉のためにも頑張って欲しいですね。


芸能界は不倫フィーバーでしたが、自動車業界は不正フィーバーか?!

やっぱり真面目な人が好き

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コメント

図面に仕入先まで記入する例はまれですが、それでも設計はその仕入先材料で評価してOK判断を出しますから、その場合は無関係とは言い切れないと思いますよ。 また、昨今はどこの材料持ってきても規格さえ守ればOK、なんていう融通の効く図面はあまりなくて、かなりガチガチの設計が多いために材料仕入先を変更するだけでも相当な評価と工数を使います。
アルミ合金押出材は車体なら溶接は普通ですが、部品だと溶接のような高価で不安定な工程は使わず、切削と研磨、アルマイト等の表面処理で構成する事が多いと思います。
不思議なのは早々に自動車メーカーがOK宣言出してますが、肝心な部品メーカがまだ完全に部品の調査を終えてないのにどうしてそんな安易に言えるのか? と思ってます。

投稿: Kelly(理子) | 2017年10月20日 (金) 21時27分

神戸製鋼の件は少なくとも自動車メーカーには無関係だと思います。図面に「神戸製鋼製」と記載するわけではありませんし、各社で持っている規格相当の強度があれば、どこのメーカーの材料だろうと構わない訳です。
神戸製鋼は自社の材料に優位性があることを謳って採用を計ったのだろうと思いますが、各メーカーでは、その強度は期待はしません。
それにアルミ合金押し出し材の場合は溶接して使う場合が殆どであり、その場合は継手強度が大幅に低下しますので母材強度など無関係になります。これは鉄道車両も同じですね。

投稿: スティック | 2017年10月18日 (水) 10時00分

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