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2017年10月28日 (土)

男女差別、日本のとアメリカの感覚を考える

ツイッターを見ていたら、旅館に泊まった時、部屋で食事を用意してくれる女将さんがおひつを必ず自分のそばに置くのがつらい、という話が出ていました。
その人は、「自分はもう慣れている」としながらも、外国人にも同じような事をしてないのかと心配になったそうです。

これはどういうことかというと、日本では奥様がご主人にご飯をよそうのは当たり前、とされている事から、女将さんがおひつを奥様のそばに置いたのですが、よく考えたら男尊女卑に繋がる差別なのです。
私のいる米国では、女性が食事の用意をするのは普通ですけど、必ずしもそうとは決まっていません。 中にはご主人がいつも用意をする家庭もあります。
そういう家庭で、おひつが奥様に置かれたら、差別的な扱いを受けた、と考えてしまうかも知れませんね。

そんな事、世知辛い世の中になった…、と捉える方もいらっしゃるかも知れませんが、相手の事を常に気遣う日本人をうたうなら、そろそろこういう事に目を向けてもいいと思います。
それを理解した上で、女性が男性を立てるために尽くす、それを殿方も理解し享受して頂ければ、それは男尊女卑などという言葉は当てはまらないと思ってます。

これは日本の伝統的な?男尊女卑からくる自然な男女差別の例なのですが、先日アメリカのニュースサイトを見ていたら、政府が「Expectant Mother」の表現は好ましくない、「Pregnant person」を推奨する、という記事がでてました。

「Expectant Mother」は直訳すると「期待する母」なんですが、これは妊婦さんの事です。 母になる事を心待ちにしている姿を妊婦と読み替える、英語圏ならではのとても素敵な言葉で私も大好きなのですが、これをアメリカ政府は否定しようとしています。 いったいなぜ?

それは、子供を宿すのは母とは限らないから…。つまり、身体は女性でも心が男性な人もいる事を考えての事なのです。 男女差別のさらに先の、LGBTの問題を鑑みての対応らしいのですが、今まで慣れ親しんだ言葉を否定してまでやらないといけないのか、と反対の声も上がっています。

確かに私もここまでやるのはどうなの? と思います。 以前はスチュワーデス、看護婦…と呼んでいた職業も男女差別を考慮してキャビンアテンダント、看護師、と言うようになりました。 だけど、母をパーソンと呼んでしまうのは、あまりに杓子定規で、悲しい気がします。

思いやりを気遣うあまり、男女差別に気が付かない日本
男女差別を考えすぎた為に男女の本質を見失うアメリカ

お互いの良いところを重ねたら、もっと良い世界になると思います。

クルマの話が出なくてゴメンなさい…

ところで今週は東京モーターショー! 見に行ける人が羨ましいです!

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