« 年末の運転 | トップページ | 北米国際自動車ショー行ってきました »

2017年1月 7日 (土)

メキシコが熱い!

新年、明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
今年は良い年になると良いですね…と思っていた所に、飛び込んできたニュースは次期大統領であるトランプ氏が、フォードのメキシコ新工場の計画を中断させたという報道。
1月3日に発表されたのですが、2018年に稼働予定だったメキシコの工場の計画を取りやめ、その代わりミシガン州での雇用を増加させる、というものです。
「トランプ氏による企業の成長を促す政策に後押しされた」

というフォードCEOのコメントの通り、トランプ氏の、メキシコに生産拠点を移すことが米国の雇用が失われるという主張に対しての対応だと思いました。
これ、簡単に書いてあるように見えてとんでもないことだと思います。 そもそも工場を新しく作るということはすでに現地での調整や雇用の問題も検討済みでの話のはず。 また、調査や買収など、今までお金を使ってきた事に対しての方向転換ですから、かなりの抵抗がフォード社内であった事は想像に難くないです。
この報道を受けて、同様にメキシコに新工場を計画してるトヨタは

「現時点では計画に変更ないが、新大統領の決断などを見ながら判断する」


と社長のコメントが発表されました。
するとその翌日、今度はトランプ氏はツイッターで、
「トヨタはメキシコのバハ(カリフォルニア半島)に米国向けのカローラを作る工場を建てると発表した。とんでもない!」

とコメント!
いやいやトヨタはバハではなくてグアナファト州でしょ、なんていうツッコミをしてる場合ではないんです。 名指しでトヨタを批判してきちゃったんです!
まだ選挙期間中に、「恥知らずだ」と非難されたフォードはビビッてとっととメキシコ工場辞めちゃったのに、恐れを知らないトヨタは「計画に変更ない」なんて言うものだから完全にトランプ氏の逆鱗に触れてしまった…そんな気がします。
実際には、フォードとトヨタの違いは、フォードがメキシコ生産した車を北米に輸入しようとしてたのに対し、トヨタはメキシコ分のカローラをメキシコで作るというもの。
地産地消の考え方なので、メキシコ工場を作っても北米での雇用は変わらない、というのがトヨタの主張です。
けれど、メキシコ工場が無ければメキシコのカローラ分は北米で作る訳になるので、雇用が変わらないという理屈もちょっと微妙な気がします。
問題は名指しでトヨタがやり玉に上がってしまったこと。 この報道できっと大騒ぎしてる人も多いのではないでしょうか。 かつてのアクセルペダル加速問題が脳裏をよぎります。 和解金1200億円ほども支払ったトヨタが、今度はどういう対応を見せるのか、気になります。
そうこうしていると、同じメキシコでガソリン値上に対するデモと道路封鎖が勃発中。 20%もいきなりガソリンが値上されたら、それは死活問題ですよね。
血気盛んな?メキシコの人はデモと暴動を繰り返しているようで、すでに現地での流通や生産にも支障をきたしています。 工場新設どころではありません…。
こんな感じでメキシコの話題から始まった2017年の自動車業界ですが、果たしてこれからどういう方向に進むのか…まさに今、メキシコが熱いです。
大統領就任式は1月20日…。

カウントダウンはすでに始まってます

|

« 年末の運転 | トップページ | 北米国際自動車ショー行ってきました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/175652/64730872

この記事へのトラックバック一覧です: メキシコが熱い!:

« 年末の運転 | トップページ | 北米国際自動車ショー行ってきました »