« iPhoneを使い続ける理由 | トップページ | アバクロの香水でドライブ〜! »

2015年7月31日 (金)

アメリカ流右折の工夫!

街を走ると、交差点に差し掛かった時、右折待ちの車列がずら~っと並んで、
「これじゃ、信号3回待ちだなぁ…」
なんてため息ついたことはありませんか?
北米でも同じように左折(右側通行なので)待ちの列が並んでいる事があります。 だけど、ちょっと日本と違う工夫がされている事があります。

たとえば、私のいるミシガンでは、片側3車線くらいの大きな交差点では、右折レーンがありません。
(わかりやすいように、本当は左折なんだけど日本の左側通行のルールで
書いています)
そのまま交差点を過ぎ、その先にある Uターン専用の中央レーンに入ってぐるりとUターンしたのち、元の交差点に戻って左折するのです。
このUターンを「ミシガンターン」なんて呼んでいます。 ミシガン州独特の道路構造なのです。

これは、おそらく交差点での右折事故を防ぐための仕組みではないかと思います。 信号が変わる瞬間でお互いが行ける、と思って突っ込んで起きる右折事故などは、こうすれば防ぐことができますね。
(第一、右折ができません)

その先でUターンすると同じような気もしますが、Uターン時では相手が止まるだろう、という事はそもそも思わないため、思い込みによる事故にはつながらないと思います。

またオハイオ州では、右折矢印がある場合、この矢印が点灯するタイミングが日本と異なっています。

日本では、信号が変わって赤になった後、右折信号が点灯するのですが、オハイオでは信号が赤から青に変わる際、最初に右折矢印が点灯します。 これで右折車「だけ」を流します。 その後、全体の信号が青になり、直進車が進みます。 赤になる時は矢印信号は点灯しません。

こうすることで、直進車が「信号が赤になったけどまだ行ける!」と突っ込んで来て、矢印信号にしたがって右折を開始した対向車と衝突する事故を防いでいます。
全体を止めて、まず右折車だけ流すというのはなかなかいいアイデアなのですね。

これを個人的な判断で勝手に信号が青になる前にささっと右折してしまうのを、愛媛県では「伊予の早曲がり」なんて言ってます。 私も松山に住んでたので知ってますが、なんなら信号パターン変えてオハイオ州のように「伊予の早曲がり」をルール上可能にしてしまったらどうでしょうか…?

だけど、この矢印信号の問題は右折待ちになった時、交差点で残っていると矢印信号がでなくていきなり赤になってしまうので、もたもたしてると側方からの車両の妨げになることがあります。 そのため、オハイオでは右折車は交差点に侵入しないで、停止線で待つというルールがあります。

日本のように、交差点真ん中まで行って待つ癖が残っていると、かなり違和感があります。対向車が切れるタイミングを計って、助走をつけて交差点を右折しないと、すぐにまた対向車が来てしまいますし。
これは私もあまり好きではないですね…。 そもそも怖いです。

このように、アメリカではいろいろと工夫して交差点での事故を減らす努力がされています。 問題は州によってまちまち…という事でしょうか。
もっとも、日本でも他の県に行ったらローカルルールがかなり違うということもありますから、似たようなものかもしれません。

車は前進で駐車し、バックで出ます…日本は狭いからバックで駐車し、前進で出ます…。

リアビューカメラと近接警報でバック時の事故防止!が最近のアメ車のトレンドです。

|

« iPhoneを使い続ける理由 | トップページ | アバクロの香水でドライブ〜! »

コメント

そうですね、一見非合理にみえるようで、ちゃんと考えた結果のようです。その根本はいかに効率的に車が流れるか、ということ。 しかも信号機の多くはインテリジェントで、車の量をみて自動的に時間を変えます。交通量が少ない道は、青がわずか5秒!なんてのもあります。 でも日本でこれをやると、歩行者が渡りきれない事もあるので難しいようです。米国では殆ど歩行者はいないですからね。

投稿: Kelly(理子) | 2015年8月 3日 (月) 23時52分

はじめまして。
私も随分前ですがインディアナに二年ほど住んでいたので、我彼の交通ルール、交通行政の違いは今でもよく感じます。といっても、日本の交通行政のネガティブな面ばかりのせいですが(笑)
特に右折の話はよく考えますが、ミシガン州でのUターンルールは知りませんでした。インディアナはそのようなルールはなかったと記憶しています。矢印のタイミングは同じです。これは右折車にとっては、信号変わりはなと青の信号の間の曲がれるチャンスが増えるので合理的ですよね。アメリカの場合は、そんなところにもFirst come, first takeのセニョリティが浸透している合理性は羨ましいです。日本は直進車両の多い交差点で右折待ちの場合、その交差点で一番最初から待ってるのに、最後まで待たされた挙句、赤になってからやっと曲がれるなんてこともザラにあります。
4 way Stopの交差点は、アメリカに最初に行った時にはなんて非効率なと思ったものでしたが、セニュリティの観点からはあれこそ究極の合理的かつ効率的なルールですよね。効率的に見えるようで非合理的かつ非効率な日本では実現は困難でしょうね。

投稿: yanz | 2015年8月 2日 (日) 19時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/175652/61991432

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ流右折の工夫!:

« iPhoneを使い続ける理由 | トップページ | アバクロの香水でドライブ〜! »