iPhoneのSIMロック解除
いよいよ、5月1日から総務省が公開した、「SIMロック解除に関するガイドライン」が適用されることになります。 これが適用されると、基本的にiPhoneを含めたスマホはSIMフリー化してもらえることになります。(注意:なりませんでした。こちらの日記を参照してください。)
iPhone SIMフリー化ならず
このガイドラインでは、
「原則として自らが販売した全ての端末について、SIMロック解除に応じることとしており、無料で解除することも明記されている」
とのことで、そうするとiPhoneをお店に持っていけば…簡単にSIMフリーにしてもらえることになるわけです。
こうなると、各キャリアは「契約後すぐに解約されて端末持ち逃げ」されてしまうことを防ぐ必要があるというわけで、ものすごい縛りをかけてきました。
まずは購入後、180日以降でないとSIMロック解除はできません(au, docomo)。
また、短期での解約による違約金をかなり高額にしてきました。 具体的には、例えばソフトバンクでは、端末代の割引制度「一括購入割引」の違約金発生条件である、「6カ月以内の解約」を、「12カ月以内の解約」へと変更し、4月2日以降のMNP契約に適用する事になりました。 また、この解約では端末によって違約金が異なるのが特徴です。Xperia Z3などの場合、の違約金は、1カ月以内の解約で4万5540円、それ以降は4万5540円-1980円×端末利用月数、13ヶ月目以降で0円となります。ただし、これにさらに従来の解約違約金9500円が追加されるので、場合によっては6万近くの解約金が必要になります。
さすがにこれではと思ったのか、つい先日、総務省では解約手続きによる違約金の見なおしを図る議論をしていくことになりました。 これに今までは2年間縛りが終わった後にまた自動的に2年縛られる制度も見直すようにしていくらしいです。
ただし、キャリア各社の反発は必至で、議論が収束するにはかなり時間がかかると思われます。
SIMフリーの端末には制限を設けないので、今までiPhoneだけはSIMフリーにしなかったdocomoも、他社もSIMフリーに対応してくると思われます。 個人的には旧型(例えば5Sとか5とか)もSIMフリーにしてくれるのであれば、かなり中古端末試乗が潤ってくるのと、買い替えも旧型をヤフオクなどで売ることによりしやすくなるのでは…と思われます。
私は沢山、昔のiPhoneを持ってるので、SIMフリーにしてもらえるならMVNOのSIM入れて使いたいなぁ。
(2014.5.1追記)
SIMフリーにできるのは今のところAndroidの一部のみです。
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