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2013年7月24日 (水)

iPhone、そろそろみんな飽きてきたんじゃない?

最近、docomoの2トップ戦略ということで、GalaxyS4とXperia Aが健闘、iPhoneの牙城を崩せるか…? というような記事とか論評を見かけるのですが、ちょっと最近思ってる事を少し。
…iPhone、そろそろみんな飽きてきたんじゃないかな。

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C-Net Japanの記事、「Xperia A」はauの「iPhone 5」に匹敵する販売数に--ドコモ・ドットコム調査 を読んでいると、auのiPhone5のシェアにdocomoのXperia Aが肉迫しそうな勢い、ということが書かれている。出たばかりの新機種、またdocomoという契約数の多さ、それに一連のauのトラブルからの懸念など、auが劣勢に立たせられる要因は色々考えられるから、この結果は別段不思議でもなんでもない。 そもそも、発売から半年以上経過するiPhone5といまだに互角にすら戦えない他社スマホの劣勢ぶりを説いたほうがいいのではないかと思うくらいである。(図はC-NETのサイト)

それにしてもやはりSamsungのGalaxyよりもソニーのXperiaなのね…という意味深な事は置いといて、最近少し感じている事がある。

それは、
「そろそろ、みんなiPhoneに飽きてきたんじゃない?」
ということ。
もちろん、iPhoneを先日、ようやくdocomoから意を決してMNPし、ゲットしたよ〜(涙)! という人もいるかも知れない。でも、私の思うに、iPhone3GからのユーザーはずっとiPhone一筋で来ている人も多いのではないか、ということ。
もちろん、私もiPhone2Gからなので、かれこれ6年も同じ端末使い続けてるってことである。

同じ端末? 毎年変わってるじゃない! 3G、3GS、4、4S、そして5。 …と言いたい人もいると思う。 でも、よく考えて欲しい。
画面のアイコンをタッチし、アプリを起動するスタイルは、初代iPhoneから何も変わってないのだ。 そう、アイコンのデザインすらも。

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ちなみにこれは私のiPhone5のスプリングボード(いわゆるホーム画面)。
Jailbreakの定番でFive Icon Dockとか使って目一杯、アイコンを置いている。 普通のiPhoneユーザーからみたら、「えっ?! なにこれ?」という感覚かもしれないけど、こんな事でもしない限り、画面はずっとむかしの6年前と何も変わってないのだ。要するに言いたいのは、

代わり映えしない → 飽きが来る

こういうパターンじゃないかということ。 その証拠に、Jailbreakしている人はおそらく、まず殆どはWinterBoardをインストールして、見栄えを変えているのではないか。 もちろん、使い勝手もよくしたいというのもあるけど、それとてオリジナルに飽きてきた証拠ではないか。

アイコンが画面に並んでいて、それをタップし起動するスタイルは、別にiPhoneだけじゃない。 Android機だってみんなそうだ。 だけど、Androidは見た目の差別化が命とばかり、ホームアプリをキャリア単位ですごく変えている。 このため、本来なら同じAndroid OSのはずなのに、機種によって使い勝手は大きく異る。 画面のスワイプによる切り替えも上のスライドだったり横だったり、トランジションも捲れるとか裏返るとか、さまざま。 まあこれはPowerPointの画面の切り替えの遊びみたいなもので小手先の違いでしか無いのだが。
それでもそういう「見た目」の変化を大切にし、差別化しようとしている。 それが何よりユーザーにわかりやすく、訴求力があるからだ。
それがまったくこの6年、なされてないiPhoneは、個人的には「飽きられて来ている」と思う。

それは、ココに来てくれる人たちの参照するページの変化からも読み取れる。
かつてはJailbreakの記事が人気で、その方法とかトラブル解決のページが沢山読まれていた。 でも、今やもう、iPhoneはふつーに、ふつーの人が沢山使ってる時代になった。 その半面でJailbreakの記事の必要性は減少し、主に「どんなアプリが使いやすいか」「人気のアプリは何か」という方向にシフトしていった。 つまり、iPhone自体はどうでもいいのである。 使いたいアプリを探す、それだけの興味になってしまってきているのだ。 もやはアイコンタッチ、アプリ起動、スワイプは、パソコンのマウスのクリックとかドラッグと同等に普通過ぎる操作であり、そこに何も新しさは感じない。 そうなってくると、それを表示しているのは別にiPhoneでなくても、Androidでも(見た目の好き嫌いはあるけど)よくなってくるわけだ。
(こんな書き方をすると誤解を招くので言っておきますと、iPhoneは確実に操作性ではAndroidより分があると思ってます。)

iPhoneの画面にも慣れてしまって、もう何も刺激を感じない。
目新しい感じがしなくなってきた。
そういう感覚が、iPhoneユーザーの間にじわじわ、気が付かないうちに来ているように感じてならない。

そういう事を敏感に感じたAppleは、iOS7で大幅に画面を変えてくる。 もう、今までのiOS6が一気に古く感じるくらい、スマートなイメージなのだ。 それは、今までトップセールスしていた人気のクルマが、モデルチェンジした途端に古臭く見えるのと同じ。 そのくらいのインパクトがある。 さすがはApple、6年目にしてのOSのフルモデルチェンジというわけだ。

だけど、その神通力もずっと続くわけではない。 なにしろ、スマートフォンというのはOSの使いやすさと筐体の使いやすさ、デザインも双方重要な要素だからだ。
iPhone5でやや長細くスリムになった筐体は、あと1年はこのままだろう。 だけど、このスタイルももう限界だ。iPhone4から継承しているデザインだからだ。 実際、iPhone5は売れているが、期待したほどでないという。おそらくはもう、このデザインに飽きが来てるという証拠なのだろう。 iOSのデザインのフルモデルチェンジと同様、筐体も強いインパクトのある変化が必要だ。

もう一度、いう。

「そろそろ、みんなiPhoneに飽きてきたんじゃない?」

でも…。
きっとAppleの事だ、iOSのみならず、次の手が準備されているに違いない。 私はそう思う。
私がスティーブ・ジョブズなら、6年目のフルモデルチェンジは、iOSだけでなく、さらにiPhoneとしてのブランドを強固にするための策を出してくる時期だと思う。 かつて、iPodがiPod mini、iPod nano…と魅力的なバリエーションをナイスなタイミングで登場させ、シェアを確固たるものにしたように。


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コメント

初めましてiPhone4→iPhone5のユーザーですがiPhoneに飽きが来てしまいました。
自分もiPhoneに飽きた原因はUIが原因だと考えています。
家電量販店でiPadやiPadminiを動かしてみてiPad系UIの方が快適と感じました。
今後スマホはAndroid、タブレットはiPadminiの二刀流にしようと準備しています。

投稿: mozu慧 | 2013年9月14日 (土) 14時11分

今iOS7 beta3を使っていますが、iPhoneには飽きました。アプリを作るのにも制限が多すぎ面白くありませんので(セキュリティの為仕方ないとは思いますが)、次はUbuntuを使いたいと思っています。
ということで、今Indiegogoで募っているUbuntu Edgeを入手すべくcontributeしました。
3,200万ドル集まりますように。

投稿: masa | 2013年7月29日 (月) 21時36分

どうもありがとうございます。
iOS7のデザインは、好みもあると思いますが、徹底的にデザインバランスが考えられ、文字の大きさや太さ等、一番気持ちいいと感じるデザインが採られています。 それがひょっとしたらWindowsも同じ方向性になっていたのかも知れません。ジョブズがAppleに戻った時、まずやったのは会社で使用する文字のロゴを変えたことでしたが、その位のこだわりがあるからこそ、素晴らしいデザインが生まれているのだと思ってます。
とはいえ、デザインに負けない、魅力的な機能も欲しいですね。iWatchも噂されていますが、また世間をアッと驚かせて欲しいです。
私は、手のひらに隠れるようなiPhone、かな。

投稿: Kelly(理子) | 2013年7月25日 (木) 22時22分

Kellyさん、鋭いところを突いていますね。僕も3Gからのフリークで僕も同じようなことを感じていました。まあ、iPhone5を手にした時からでしたが。
iOS7でフラットデザインとか格好いいこと言ってますが、はっきり言って僕は良いとは全く思っていません。文字線は細いし、一番嫌なのはWindowsに似せた感が見え見えなところです。
もうiPhoneは変貌しようのないところまで来ちゃってますね。スペック的にはまだまだグレードアップしそうですが、見た目や姿は打ち止めって感が否めません。大きくすればGalaxyのまねですし、とは言え、現状維持では物足らないし。
後の期待はiWatchです。僕はこれに期待しています。

投稿: | 2013年7月25日 (木) 18時15分

ありがとうございます。
UIの使用感は大切ですね。「透明」という意味もよくわかります。前にも書きましたが、そもそもiPhoneで最初にロック解除するときの「アイコン・ボタンのスライド」って凄くインパクトありました。 今ではもう、どのスマホでもそれが当たり前で反射的にそうしますし、写真の拡大のピンチ操作も同様です。 きっと、読者の方々の中には自身の愛車のナビに向かってピンチしようとしてイラついてしまう人もいるんじゃないか、と思うくらいです。
これらのスタートは全てiPhoneからだと思うと、凄いの一言に尽きます。

私が気にしてるのは、このようにiPhoneのみならず、Androidも同様なUIを備えてきてる昨今、優位性を保つには外見の見栄えも重要な要素ではないか、それがiPhoneではまだリフレッシュされてない、と思う点です。
Macが初めて一般向けにマウスを搭載し、アイコンをクリックするというパソコンの使い方(UI)を開拓しました。MSはWindowsを開発し、追従。両者に一見、UIの差は無くなったように思えますが、やはり見栄えからくる操作感の違いは歴然としています。
(具体的には文字の表示、陰影、ドットの粗さ、アンチエイリアシング等)
Mac OSもWindows OSも定期的に見栄えを変えて変化をもたせているのは、きっと飽きの来ない商品性を考慮してのことかと思っています。Win8はやりすぎて失敗したと思ってますけど…。
売れ続けるには、変化が必要。 そう感じています。

投稿: Kelly(理子) | 2013年7月25日 (木) 00時20分

私も初代(2G)iPhoneからずっとiPhone (iOS)を使ってきていますが、個人的にはUIはユーザーにとっては"透明"であるべきであるべきだと考えています。
Appleの作るUIというものは非常に優秀なものが多く、初めて見る者には非常に新鮮で魅力的に見えて一気にユーザーを引き込みます。
そして、長く使っているとやがてそのUIはユーザーにとって"透明"になります。
つまり、UIの装飾やガワを超えて、UIの根底である操作そのものだけをユーザーは意識することになります。無意識に呼吸をするかのごとく、何も考えずにそのデバイスを操作して目的のタスクを行うことになるのです。
ですから、数年にも渡ってずっと同じUIを保ち続けていられるのはそのUIが非常に優秀な証拠ではないでしょうか。
たしかに、マーケティング的な意味で商品を売るためには常に目新しさが必要です。そうでないと新規ユーザーが飛びつかないからです。
今回のiOS7ではUIが刷新されたと騒がれていますが、変わったのはいわば装飾であるガワだけで、本質的なUIであるボタンの配置や操作方法そのものは変わっていません。既存のユーザーもすぐに新しいガワに慣れ、またUIは"透明"になるでしょう。この点こそが、iOSが他のOS達と大きく異なる点です。
目新しさを増やしてマーケティングバリューを上げつつ、本質的なユーザーエクスペリエンスには一切影響を与えない、非常に賢いやり方だと思います。
「皆がiPhoneに飽きている」というのは、巷にあふれ返りすぎてiPhoneユーザー以外にとって目新しさが無くなった (新規層に売れなくなった) のであって、iPhoneユーザー達自身は特に飽きていないのかなと個人的には思います。むしろ、何も感じなくなることこそがベストなのですから。

投稿: | 2013年7月24日 (水) 23時07分

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