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2012年1月 9日 (月)

docomoはずっとiPhoneを売れない

先日、日経新聞のインタビューで、docomoの山田社長が、
「扱う端末の一つとしてなら歓迎だが、今はその環境にはない。アップルとの契約の難しさに加え、ドコモ独自のサービスは乗せられないので、我々の中期戦略をアイフォーン上では実現できない。主軸は米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドでいきたい」
と、事実上のiPhoneの(当面の)断念を表したのは、ご存知の人も多いと思います。 これで暫くはdocomoからiPhoneが出ることは無いでしょう。

ちょっと前は同じ系列の日経ビジネスが、
ドコモ、来年夏にiPhone参入
なんていう(飛ばし)記事を載せて、docomo愛好者が沸きに沸いたのは記憶に新しいですが、急転直下このような記事をインタビューして載せるというのは何かしら内部的な動きがあったのかも知れません。 docomo側から苦情があったとか。

さて、その扱わない理由が上記の山田社長の言葉ですが、要はi-modeに代わるspモードや、dメニュー等のdocomo独自課金アプリをiPhoneに載せたい(プリインストール)という要望をApple側が認めなかったという事に尽きるかと思います。 すでにガラケーでのビジネスモデルが崩壊しつつ有るi-modeですが、苦肉の策としてAndroid用に登場したのがspモードとdメニュー。 docomoにとって、今までのi-modeでの資産や収入をみすみす手放す訳にはいかないとばかり考えたのが、このシステムです。 ところが、AppStoreを自前で展開しているAppleにとってはこんなものを載せてしまえば自身の収入が減るばかりか、他の国々でも同様に展開しているiPhoneとAppStoreのシステムが崩れる事に繋がるわけで、それを日本だけ認めるわけには行かないのでしょう。 当たり前といえば当たり前です。
(余談ですがspモードの不具合(メールアドレスが他人のアドレスとすり変わってしまう)がこの年末年始で炸裂してましたが、そもそもIPアドレスという可変性のあるものをサーバー内で電話番号と紐付けて定義するという考え方がおかしいと思います。そうせざるを得ないのかも知れませんが、サーバーが不安定になったらまた同じ事が発生します。)

このような状態が続く限り、docomoからiPhoneが出る事はありえないと思います。 もし、docomoがAppleの条件を飲んでそのままiPhoneを発売すれば、今まで首の皮一枚で繋がっていたAndroidのspモード・dメニューによる収入構造が、一気になだれを打って崩壊してしまうことでしょう。 そんな自分の首を締めるような事をするわけがありません。 だから、「主軸はAndroidで行きたい」と言わざるを得ないのです。

そういう意味では、auの庭はどうなっているのか、ちょっと興味があるところです。 そんなにdocomoほどは手広くやっていたわけではないと思いますが、当初からiPhoneと心中覚悟で進めてきたソフトバンクと違い、この収益構造の変化はauにとっても厳しいと思いますが…。

当面、docomoからiPhoneが出ることは無いと思います。 少なくともi-modeの亡霊をdocomoが引きずっている間は。

P.S.
先日、電車の中で、女の子二人で「docomoからiPhoneが夏ごろに出るって話じゃん、その時に機種変更しようかと思ってる」…と、Android使ってる子がiPhone使ってる子に話してました。 私的には、AndroidもiPhoneも使ってますけど、やはり使い勝手というか、操作が手になじむのはiPhoneです。 Nexus SもGalaxyもどうも入力しづらくていけません。(Nexus Oneなんて、最初は入力すらマトモに出来なかった。 そうとうコツの要る端末でした) だから、そういう基本的な所がiPhoneの凄さと思います。もっとも、私のように両方持って比べないとわかんないわけで、Android使ってる人は「タッチパネルはこんなもんだ」と思ってるのでしょうね。

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コメント

コメントありがとうございます。 …なんだか突っ込みどころ満載な気もするんですが、つまり要約しますと、Androidは沢山の機能をiPhone同等サイズで実現してるのだから、タッチパネル操作性が多少悪い位は我慢しなさい、って事でしょうか。

個人的な基準もあるとは思いますが、私は思ったとおりに指に反応してくれないような端末は使う気にならないんです。 ちょっと触れたら画面がすごい勢いでスクロールしたり、アイコンにタッチしても全然反応しなかったり、触ってもすぐに反応しないのでもう一度触ると二回触ってしまったことになったり…。 イライラしながら操作はしたくないんです。
だから、「iPhoneはタッチパネルの感度がいいくらいしか特徴ない」かも知れないですが、私にはそれが一番大切な事です。 初代iPhone(いわゆる2G)の時から、タッチパネルの感度にはものすごくこだわって作られていました。 それは、いままでの携帯の操作形態がボタンからタッチパネルという、大幅に変わったことに対して違和感、嫌悪感をユーザーに抱かせない為の努力だったと思います。 事実、iPhoneのデジタイザはかなり高価なものが使われていました。 対して、Android陣営では、Googleが満を持して登場させたNexus One(HTC製)はタッチパネルの出来が悲惨というより壊滅的にダメでした(アイコンに触っても動かない。 私も買ったときは故障しているかと思いました。 そのあたりは過去ログさがしてもらえれば出てきます)。 その後、GoogleはHTCに懲りたのかsamsung製のNexus Sを登場させましたが、まだまだiPhoneには及びませんでした。 現在はGalaxy Nexusになり、ようやくマトモになりましたが、逆に過敏すぎて神経を使う一面もあったりします。 Nexusシリーズは全て使っていますが、それでも客観的に見てタッチパネルの操作性はiPhoneにはまだ完全に追いついてないと思います。

それから、「自由度が全くありません」というご意見は真意を計りかねますが、こと私にとってはiPhoneはとても自由度があります。 まだiPhoneが日本語すら出せなくて苦労していた頃から、私のブログに付き合っていただいてる方々には説明不要かと思いますが、本来、私のブログはそういうものでした。
最近はあまりそういう話題はしなくなりましたが、あまりにiPhoneが一般的になってしまったので、もう自分の役目はこれで終えてもいいかな、と思っている次第です。

私は決してAndroidが嫌いだったり、否定したりはしてないつもりです。 ただ、我慢して使うのは嫌なだけです。 実際、私のクルマにはAndroid(Galaxy Note)を設置してナビを主体に、Twitterやメール端末として利用しています。 ワンセグも赤外線通信も使い道がない国におりますので、もっぱらクルマ専用にして持ち歩くことはしません。 しかし、特にナビの機能は最強だと思っています。

いつの日か、Androidもタッチパネル精度が良くなって、使いやすくなることを期待しています。

投稿: Kelly | 2012年8月27日 (月) 12時40分

iPhoneは機能が少ないから内部制御が単純だから、タッチパネルの操作がいいだけじゃない?
一方Android端末は、ワンセグ、おサイフ、赤外線、テザリング機能など様々な機能をiPhoneとほぼ変わらない容積でありながら、搭載してるんですよ?
Android端末はそれだけ高度な技術を駆使しているんですから、タッチパネルの感度が多少下がるのは無理ありません。
iPhoneも一見完璧に見えますが、ネット観てるだけで、ブラックアウトとかありますよ?
また、逆に言えばiPhoneはタッチパネルの感度がいいくらいしか特徴ないですよね。
アプリ数ではiPhoneが勝りますが、自由度は全くありません。
Androidはアプリ数は少ないものの、マーケット以外から野良アプリで行けますから!
ウイルス対策はそれなりに必要ですが。スマートフォン(多機能携帯電話)なんですから、機能が多くなければスマートフォンの意味がありません。

投稿: スマホはAndroidでしょ! | 2012年8月24日 (金) 08時54分

どうもコメントありがとうございます。私も何度も書いてるかも知れませんが、iPhoneは画面の精度(デジタイザ)が他よりかなり良いです。初代iPhoneでも、そこにかなりお金をつぎ込んでいたようで、その差が操作感覚の違いになっています。 スクロールにしても、指を何ミリ動かしたらスクロールモードに入るか等、iPhoneが一番反応早いと感じます。 自分は趣味でAndroidも持ってますが、Google MapとGoogle Voice以外はAndroidの必要性は感じないです。日本ではGoogle Voiceのサービスは出来ないので残念ですが…。
日本はiPhoneファンにとっては良い国ですね。世界で一番安くiPhoneを入手できますから。

投稿: Kelly | 2012年1月12日 (木) 09時06分

初コメントです。いつも楽しく拝見させて頂いております。

自分もやはり今のスマートフォンではiPhoneが総合的に一番使いやすいと思うので、どんなに信者と言われようとも周囲のスマートフォン初心者にはiPhoneを勧めています。

半年前にキャンペーンに負けてiPhoneからAndroidに変えた友人(そこまでデジものに強くない)は使用感に慣れず後悔してるようでした。最今ではパートナーが契約したiPad2を持ち歩いてエンジョイしてるようですw

この事例からも、iデバイスの使いやすさと受け入れやすさを感じました。

まぁiOSの不自由さが嫌になってきたら脱獄して楽しむことも出来ますし、Androidに変える動機が自分には無いですね。

ちなみに自分の地域(静岡)ではどのキャリアも大して変わらないように思います。なので安いしソフトバンクiPhoneで何ら不満無しです。

とりとめなくなってしまいましたが、今後の記事も楽しみにしております。

投稿: kuro | 2012年1月10日 (火) 07時14分

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