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2011年10月 3日 (月)

スマートフォンのデータ定額制廃止を考える

最近、色々な記事やブログで、表題のようにデータ定額廃止についての記述を見かけるようになりました。 これは、この7月に米国のVerizon WirelessがAT&Tに続き、データ定額を廃止したことをうけて、日本もやがて同様な措置が取られるのでは、という危惧からの事だと思います。 たしかにスマートフォンの増大による通信トラフィックの増加は、キャリアの容量を簡単にオーバーするようで、その為に各社はWi-Fi 接続やWiMAX接続をサービスするような対策を取っているのですが、その中でも抜本的な対策がこのデータ定額廃止です。

では、USではどのようにデータ定額が廃止になったかを簡単におさらいすると、まず
AT&Tでは
データ定額月額 $40→ 200MBまでは$15、2GBまでは$25、4GBまでは$45。
Verizonは
データ定額月額 $40→ 2GBまでは$30、5GBまでは$50、10GBまでは$80

無制限もあるけど、ちょっとそれは割愛します。 もっと正確に言うと、AT&Tは3G接続の場合は+ $5で、月$45でした。 実質値上げに私は激怒してましたが。(初代機はEDGE接続なので値上げにならない)

こんな感じですが、私の使っているAT&Tでは、もともとiPhoneの契約では有無をいわさずデータ定額が要求され、しかも月々の無料通話料も含めて最低でも月$80はかかっていました。 無料通話なんて450分/月もついてきますが、正直そんなに話すことは有りません。 それが基本料金として$39.99掛かります。 ココで日本でiPhoneを使っている方は、今ご自身の料金がいくらかを確認されるといいかも知れません。USではiPhoneを持つと、一切通話しなくても$80オーバーです。 これにプラスして回線の保守料とか税金がかかってきますので実際には$90位です。 日本円にして、78円/$としたとしても7020円。 ちょっと高いと思いませんか? そう、日本はiPhoneがかなり安く入手、維持できる国なんです。 買うときにも事実上無料、なんてやってますが、USではありえません。16Gモデルでもきっちり$200(15600円)取られます。 もちろん2年縛りつき。

私はAT&Tの定額廃止の時に、2Gバイトプランに切り替えました。 この方が事実上の値下がりになるからです。 2Gバイトという容量に、色々なブログでは映画数本みたらすぐだとか、YouTubeみてたらあっという間に超えるとか言ってますが、確かにそういう使い方をしてしまえば超えると思います。 が、あのiPhoneの小さな画面でそんなに長時間、ずっと映画や動画を見続けるのが好きな人はごくわずかに思えます。 普通の人が、普通にiPhoneを使う限り、2G バイト/月を超えるのは殆ど無いのてはないか? と思います。 それに、そんな使い方してたらバッテリーが持ちません。

毎日、iPhoneでインターネットラジオを流しっぱなしにしているような人は、さすがに2Gバイトでは追いつかないと思いますが、それとて場所にもよりますがWi-Fiにしてしまうとか、「節約」する手立てはあるように思います。 あの夏場の節電だってやってのけたんだからそのくらいは簡単ではないかと(笑)。

だから個人的には、定額制が廃止になってもそれほど慌てるような事はないのではないか…と思ってます。 もちろん、その価格設定にもよりますが、よいお手本がAT&Tにあるように、おそらく同様な2Gバイト単位の設定になると予測しています。 Verizonが定額廃止に踏み切ったのも、AT&Tがそれほど問題なく定額廃止→従量制に移行できた事が大きいと思いますが、従量制の設定パターンはAT&Tをうまくお手本にしているように思います。 値段がAT&Tより少し高いのは、Verizonは3G通信エリアがAT&Tに比較してかなり広く、高速で接続できることのメリットを加味した上での判断でしょう。 実際、AT&Tは地方都市にいくとすぐにEDGE接続、ヒドイとさらに速度の低い(なんて言ったか忘れたけど、「o」のマークが出る)通信状態になります。 もうこれが出ちゃうと2400bpsのMNPどころか音響カプラ並です(爆)。

…こんなエラー訂正プロトコルの話をしてもどのくらいの人が理解できるかわかりませんが。

ちなみにEDGE接続だと、iPhoneの接続状態を示す、くるくる回るギヤの速度がおそ〜くなります。
というか、私は初代のEDGE機からiPhone使ってますので、3G機を初めて買って使った時の、あのギヤのまわり方の速さに感動しました(笑)。

…なんて書くとますます判らない人続出かも。

というわけで、データ定額が廃止されるのはおそらく既定路線かと思われますが、料金設定によっては多くの人は恩恵をうけるのかも知れない、という話でした。

私は今はdocomoの回線ですが、ソフトバンクさんも頑張って2Gバイトの契約を月2000円くらいに設定してもらえれば、多くのiPhoneユーザは喜ぶことでしょう。 AT&Tは今、この価格設定です。

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コメント

ご無沙汰してます、金の亡者さん。 私の初代も1.1.4でまだまだ頑張ってますよ。
そうそう! GPRSです。あのoマークはほんと、うんざりです。もっともNo Signalよりは良いですが…。
やっぱり日本のユーザは良いですよね〜。端末も料金も安いし。
って事で、私もどーせ日本にいるので、その間にiPhone4S買っちゃうつもりです。

投稿: Kelly | 2011年10月 5日 (水) 09時22分

私は今でも初代iPhoneをニュージーランドでがんばって使ってますよ!このブログもiPhone OS 1.1.1のころから贔屓をさせていただいています。当時はパキスタンに住んでいました。

NZでも3G, EDGE, GPRS(○のやつですね)とあります。iPad(3G)を使っていると、やはり市街地からはなれるとすぐにEDGEにかわり、もっとひどいとGPRSに切り替わり、私が発狂し始めます。
もはや様式美ですね。
日本では3Gしかないので私が発狂するようなこともありませんからうらやましいですね。

NZではiPhoneやiPadはSIMフリーなので、ユーザーは自由にキャリアを選べます。
どこのキャリアも大体512MB、1GB、2GBのプランを提供していますが、やはり大部分のユーザーは1GBで事足りるようです。
iPhone/iPadを購入する際もやはりしっかり端末代を払わなければいけないので、やはり日本を見ていると従量制な上に端末代もほとんどキャリア負担ですから垂涎ものです。

NZで買うメリットはSIMフリーなところだけでしょうかね。
日本版iPhoneでもiPadのような変則SIMロックにすればいいのに。

投稿: 金の亡者 | 2011年10月 3日 (月) 09時55分

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