Nexus Oneの電池は長持ちする!
タイトルは、もちろんiPhoneと比較してのことだ。 ずっと今はNexus Oneで過ごしているが、iPhoneと同様な使い方をしているのにも関わらず、一日の終わりの電池ゲージの残り具合がiPhoneより多い。 普通の日本の携帯のような、まったくフル充電状態(表示ごまかしてるのだけど)で何日もそのまま、なんて事はないが、iPhoneより長持ちしそうだ。
ただしこれにはワケがある。 今は私はAT&T契約のSIMをNexus Oneに入れて使っているのだが、これだと3G通信ができない。 そのため、EDGE接続になってしまうが、もともと3Gは電池を消耗するので、EDGE接続だと有利なわけだ。 それにしても、iPhoneだと帰宅する頃には残り30%程度になるかどうかというところが、Nexus Oneだとまだ80%位残ってる。 単純に比較はできないが、歴然とした差なのだ。
(Twitterでレスを頂いたをぢの日記さんの話によると、3G接続でもiPhoneよりやや長持ち、らしい)
また、Nexus Oneの表示パネルはご存知、有機ELパネルだ。 これは表示素子自体が発光するタイプのもので、液晶のようなバックライトを必要としない。 トータルな消費電力の差はどちらが有利かわからないが、例えば背景が黒に白文字だったりすると、その分消費電力を抑えられる…ハズだ。
そういうわけではないが、私もTwitterの画面は背景を黒にしている。見やすいというのもあるけど、これもひょっとして奏功しているのかも知れない。
表示パネルの話のついでに、Nexus Oneの有機ELの発色はピンクがすごい、と前に書いたが、実は白い画面でも全体的にピンクがかかっている。 特に暗くなるとその傾向が顕著だ。 たまにiPhoneの画面を見ると、その白さの自然な感じにちょっとほっとする。
そういえば、iPhoneの液晶もバージョンアップを重ねるにつれ、どんどん自然になってきた。 画面が大きいから、その色もしっかり再現しようという思想なのだろうか? そういう意味では、Nexus Oneの有機ELは自然な色には程遠い。 写真を表示すれば一目瞭然、人工的なエンファシスの効いた、キツイ配色になってしまう。 カメラ機能が優秀なだけに、これは残念なところだ。 もっとも世界初になる?このような大型有機ELパネルという初モノでは、そこまで期待するのは難しいのかも知れない。
噂では次期iPhoneも有機ELという話を聞くが、もしこのような色あいになってしまうのなら、私は遠慮したい。 厚みが薄くできるのはメリットなんだけど…。
ほんの少しだけiPhoneより薄いNexus Oneだけど、使えば使うほど、その差が感じられるようになってくる。 やはりiPhoneももう少し、薄くなったらいいのに。
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コメント
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画面がとっても綺麗で見やすいですよね。
投稿: | 2010年3月27日 (土) 18時48分
毎回レポ楽しく読ませてもらってます!
NexusOneの日本発売が待ち遠しくて仕方ないです。
まず無理でしょうが、SIMロックフリー&周波数も拡充して全キャリアから使用できればいいのに・・・。
某D社のアンテナの調査と設置の仕事をしている友人に聞いたところよると
SBはどんどんアンテナが減っているらしくて、電波が入らないんじゃないかと少し心配です。
投稿: マサル | 2010年1月20日 (水) 21時14分