Wi-Fiの進んだ国、アメリカ
ニュースによると、アメリカの自動車会社のクライスラーは、全ての2009年モデルから、車内でのWi-Fi接続をオプション提供するようだ。 クルマの中でもWi-Fi接続できるというと、さすが進んだアメリカである。
ロサンゼルス・タイムズによると、すでにレンタカー会社「AVIS」では、携帯電話の電波を利用した自動車車内のネット接続「AVIS Connect」というサービスを、1日 $10.95で提供しているらしい。
ただ、今度のように自動車会社がWi-Fi機能を車両オプションとして提供するのは初めてのようだ。
このオプションは、「U connect Web」と呼ばれているが、その仕組みは、Bluetooth接続を利用したものらしい。 すでにアメリカのクルマでは、iPodや携帯電話を、カーオーディオとBluetooth接続することは半ば当たり前の装備になっているが、それに追加するようなものとのこと。
この装備は私も使ってないし、まだこれからオプション装着するということで詳細は不明だが、こーいう分野においてアメリカはめちゃくちゃ進んでいる。 日本の携帯がテレビを見られるとかいって進歩していると思ったら、大間違いだ。 たしかに日本は、携帯単独での機能はすばらしいが、それを連携させて利用するということについてはアメリカにかなり遅れをとっているように感じる。
例えば、GMのやっているOn starのように、万が一事故を起こしたら自動的にコールセンターに「クルマが」電話をかけ、GPSで自動的にその事故現場を特定し、たとえドライバーの意思が失われていたとしても救護隊が駆けつけられるようになっている。 もちろん、日本でもトヨタのG-BOOKをはじめとして、そういう機能を装備しつつあるが、あれはナビがないとつけられないというところで、ハードルが高い。 それにどちらかというとエンターテイメント的要素が強い。
携帯王国日本なら、フェリカ搭載の携帯をもってクルマに乗れば、ETCカードを挿さなくても自動的にETCの支払いをそのフェリカから引き落とししてくれるとか、iPhoneのSafariで検索した、一番近所の、一番ガソリンの安い店を自動的にクルマのナビに転送して案内してくれるとか、そういう連携した機能も期待したい。
« 松山千春さん倒れる | トップページ | iPhone2.0 Jailbreak »
コメント