ついに3G iPhoneのJailbreakが可能に その2
Pwnage Toolの使い方をもう少し詳しく説明する。(Expert mode)
Expert modeで起動すると、まずオリジナルのIPSWの選択画面が表示されるときに任意のフォルダが表示され、もし持っていれば、いろいろな過去のバージョンのIPSWを選択できる。 1.1.4 がいい、という人はどこかから探してきて、指定してやろう。
指示に従って進めて行くと、IPSWに入れる内容を選択する画面になる。
ここでいろいろな指定が出来る。 たとえば、iPhoneリカバリー時や再起同時には、デフォルトの状態ではジョブズのマンガ絵やパイナップルマークが表示されるのだが、これがいやな人は「Custom logos」をクリックして、一番下の右矢印をクリックし、設定画面に移動する。(このあたりの操作がイマイチ、フレンドリーじゃない)
このように、画面が表示されるので、上のチェックボックスを外せばノーマルになる。また、好きな画像を表示させる事も可能だ。
その場合は下の「Browse」ボタンで、任意の画像ファイルを選択する。 サイズや形式は、100KB以下のPNG形式で320X480以下だ。
今回はInstallerの代わりに、Cydiaが用意される。 ここのセッティングから、最初にインストールしておくサードアプリを選択できる。
ただ、Installerに比較してサードアプリの数は激減している。 そりゃそうだ、だって正規AppStoreに提供すれば稼げるのだか、Cydiaに提供してもフリーのままだ。 同じアプリを両方に提供するような人は、もともとフリーとして提供しているアプリ以外は、まれだろう。 残念ながら、正規AppStoreでないと入手できないものが多い。 Bandとかね。
「General setting」では、さらに細かい指定が出来る。 ここで注意しないといけない事は、日本の3G iPhoneの場合、「Activate the Phone」を選択すると、電話が出来なくなる事がある、という点だ。正規に契約しているなら、iTunesでアクティベーションされるので、このチェックは外しておく。
下のスライダーは、iPhoneのOSやアプリなどが入るパーティションの容量をコントロールするものだ。 もともと500MBしかないこのバーティションを任意に変更する事で、サードアプリを沢山インストールしても大丈夫なように増やす事が出来る。
また、「Bootneuter settings」はその名の通り、BL Neuterを設定する。 BL(Boot Loader)は昔からここのブログを読んでくれている人はよくご存知かと思うが、iPhoneが起動するときに最初に読み込むプログラム(パソコンで言うIPL)の事だ。 このBLを変更する事でSIMアンロック作業を可能にする。 BL3.9でないとアンロックできないのだが、今回3GはまだSIMアンロックソフトは出来てない。 だから3Gの人は特にここでは何もチェックしなくてよいと思う。 3Gでチェック入れても何も影響は無いと思うが、やってないので判らない。
関係ないが、ファーム1.1.2の時にBLが新しくなってしまって、どうにも旧のBLに戻せないとSIMフリーにできない…と騒いでいたのが懐かしい。 BL Neuterのお陰で自在にBLもいじれるようになってしまった。 昔の苦労を知っている人たちから見れば、このツールはまるで天国のような快適さだ(行った事ないけど)。
あとの他のオブションは英語を訳して理解してみてほしい。
また、日本でiPhoneが発売されたことで、いわゆる「パソコン関係に詳しくない素人」の方や初心者の方もここに訪れている事と思うが、これらの内容はそういう方々にとってはかなりハードルが高い(作業自体は簡単だが、トラブったときに元に戻す知識が必要)と思われる。 あまり自信の無い人は無理にチャレンジをしないよう、お勧めする。 私のようにiPhoneを何台も購入し、はては分解までしてしまうような事すら覚悟できている人間なら、どんどん突き進んで行ってほしい。
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どうもありがとうございます。 Cydiaも初期と比べて、だいぶサードアプリが充実してきました。これからが楽しみですね。
投稿: Kelly | 2008年9月 3日 (水) 22時19分
ありがとうございました。
すごく参考になりサクサク3g元気よく動いてます。
ダイヤモンドのアップルマークが気に入ってます。
投稿: kazu | 2008年9月 3日 (水) 13時11分