AppTapp を1.1.1ファームのiPhoneにインストール(Mac用)
さて、iPhoneを使っていてもだんだん標準アプリに飽きてきて、他のサードアプリを追加したくなる事もあると思う。 ところが、そのインストールするソフトのAppTapp installerが今のところ1.1.1ファームには対応してない。
というわけで、今回はそのAppTappを1.1.1にインストールする手順を説明しよう。 (Mac用)
1. Nullriver's AppTappをダウンロード。
2. ダウンロードしたzipファイルを解凍。 できたAppTapp Installer.appを右クリックして、「パッケージの内容を表示」をクリックする。(これはMacでないとできないです)
中の「Contents」フォルダを開き、さらに中の「Resources」を開いて、Installer.appというファイルを見つける。
3. Installer.appをファイル転送ソフトを使って(sftpモード)、iPhoneの中にある /Applications/ フォルダーにアップロードする。
ちなみに、iPhoneは「Settings」から「General」を選び、Auto-Lockを「Never」にしておくこと。
4. Macからコンソールを立ち上げ、sshでiPhoneにログインする。 次に以下のコマンドを入力する。
chmod -Rf +x /Applications/
(つまりApplicationsフォルダにパスを移動するって事です)
5. さらにsshからこのコマンドを入力する。
/Applications/Installer.app/Installer
6. iPhoneの中でAppTapp Installerが立ち上がる。
7. AppTappが立ち上がる事を確認したら、コンソールからcontrol+cを押して、一度AppTappを終了しておく。
8. 次に、iPhoneからSafariを立ち上げて、URLにhttp://conceitedsoftware.com/iphone/betaを入力する。
9. AppTap Installerのダイアログが出て、新しいパッケージをインストールするか? と聞いてくるので、「Yes」を選択してダウンロードする。
10. 再度、sshでiPhoneにログインし(ログインしたままでも構わない)、以下のコマンドを入力
/Applications/Installer.app/Installer
11. 再度、AppTappが立ち上がる。
12. 次に、AppTappのアプリケーションを選ぶ画面で「System」のところから、「Trip1PogoStick」というのを探す。 これが1.1.1用のパッチになる。 これをインストールする。
13. 最後にsshをログアウト、コンソールを終了てiPhoneをリセット(電源のオフ→オン)する。
14. iPhoneが再起動後、スプリングボードにAppTapp Installerが追加される。
以上である。 賢い人は読めばわかると思うが、Macが必要なのは、2番のところだけです。 つまりAppTappの中の「Installer.app」というファイルさえ単独で取り出せれば、あとはWindowsだけでも作業可能です。
…ですが、実はWindowsの場合、前述の「touchfree-alpha.exe」 というアプリを使えば、一発でSummerBoardのインストールまで可能です。
また、初期状態のままではAppTapp Installerはあまり沢山サードアプリを用意していません。 ですので、「Community Sources」というのをリストから選んでインストールしてください。 サードアプリのリストがグンと増えます。
というわけで、がんばって下さい。
(これはSummer Boardをインストールした状態です)
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早速やってみます。感謝。
投稿: うっちゃん | 2007年10月23日 (火) 19時46分